小学生を対象としたタブレット通信教材「RISU(リス)算数」
算数に特化している点で人気を集めています。
内容や実際に受講した感想をまとめ、メリットやデメリットを正直にレビューしました!
今回受講しているのは小学校入学を控えた年長児(6歳6ヶ月)です。
就学に向けて家庭での算数教材を探しているご家庭にもおすすめの記事となります!
「幼児通信教育」って、山ほどありますよね。
ぜひ、この記事で内容をチェックしてみてくださいね。
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RISU(リス)算数とは?
タブレットを使用した算数特化型のデジタル教材です。
「RISU算数」と「RISUきっず」がありますが、今回の記事は「RISU算数」について主に記載しています。
特徴 | 算数に特化した通信教育 |
対象 (先取りも可) | 「RISUきっず」未就学児向け(年中~年長) 「RISU算数」小学校の算数の教科書に対応 |
料金 | 基本料金 33,000円/年 + 利用料(利用内容により最大9,350円) |
きょうだい割引 | あり |
※タブレットは送られてくるのでご家庭で用意しなくて大丈夫!
もう少し丁寧にみていきましょう♪
「無学年制」-データ分析によるこども1人1人にピッタリの学習
RISU算数の最大の特徴は、
「こどもひとりひとりのペースに合わせて、ぴったりの算数の学習ができる」こと。
お子さん1人1人の学習データを分析し、そのときの実力にピッタリの問題を自動生成してくれるのです!
その問題に合わせたレッスン動画も配信され、より理解を促してくれます。
これにより、苦手を残さず、得意なところは自分のペースで効率よく学習を進めることができる強いミカタ。
デジタルの良さを活かしていますね。
他の通信教育では、「月に1回教材が届く」というタイプのものもあるかと思います。
毎月到着する教材を楽しみに進めていく良さがありますが、ひとりひとりに対するフォローがないため、一度つまづいたらドンドン苦手が増えてしまうかもしれません。
算数はひとつつまずくと取り返すことが大変な科目。
学年によって決められた範囲の課題に毎月取り組むのではない、お子さんに合わせた問題設定が行われるのは嬉しいですね!
75%以上のお子さんが実際の学年より上の問題を先取りして取り組んでいるそうですよ
効率的な復習ができる
経験ある方も多いかなと思いますが、算数の理解は問題を一度解いただけではなかなか定着しにくいものですよね。
その点、RISU算数は次の2つをミックスして問題を自動生成して出題してくれるので安心。
- 忘れてしまいがちなタイミングでの復習問題
- 間違いが多かった問題
すべての問題を何度もやり直すことなく、地に足の着いた学習を効率的に進めることができます。
忘却曲線に負けずに定着できそう!
文章問題も豊富
ここもわが家の決めてのひとつ!
計算塾やそろばん塾の場合、計算問題だけのところもあるけれど、
RISU算数は計算問題はもちろん、応用問題(文章題)も豊富に含まれています。
なんと!
RISU算数の教材1学年分には、国語の教科書1年分の文章量がはいっているそうです。
解説動画がある
検出されたつまづきや新しい単元学習のときには、東京大学や早稲田大学などの学生による「先生どうが」が配信されます。これもありがたい!
例えば、「立方体」と「直方体」を選ぶ問題があったとしても、それらが何か説明しないことには答えられません。親が毎回イチから説明するのは大変ですし、わかりやすい説明ができるとも限りません。
そんなときに配信される「先生どうが」は、図を示しながら丁寧に説明してくれます。
子どもは正確に学ぶことができますし、親は負担が軽減され、一石二鳥ですね♪
何歳からできるの?
利用可能な年齢は、年長~小学校卒業前くらいが適当かな、と思います。
ただし、問題が文字で記載されているため、ひらがなを読める力(もしくは周りのフォロー)が必要かと思います。
※この点「RISUきっず」は問題を音声で読み上げてくれる機能があります!
公式HPでは以下のような案内がありました。
RISU算数は
・小学1年~3年までの低学年コース
・小学4年~6年までの高学年コース
・中学受験の基礎に対応した受験基礎コース
に分かれています。
教科書に対応した学習内容となっておりますが、早いお子様あれば幼稚園の年長の頃から始めている方もいらっしゃいます。
ルビも振ってあるので、ひらがなが読めればご使用頂けます。RISUきっずは小学校就学前から数に親しみたい、数が読めるようになってきたお子様に向けての教材となります。
「RISU算数」よくあるご質問FAQより抜粋
小学1年生の前半部分を先取りして学習出来る内容となっております。音声の読み上げ機能はございますが、保護者の方のサポートが必要な場合があるかもしれません。
料金は?
料金体系は二段階構成になっています。
基本料 | 33,000円/年 利用したかどうかにかかわらず、必ず支払う料金 |
利用料 | 最大9,350円 利用した分だけ追加で支払う料金 |
この「基本料」+「利用料」が支払う料金となります。
複雑な料金体系なので、気になるご家庭はHPでご確認を!
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先取りしていった場合、小学校6年分のカリキュラムが4年で終わるそうです。
わが家では外部の塾に通わせることを考えると初期投資としてはありかな、と思い開始しています。
わが家がなぜRISU(リス)算数を選んだか。
「こどもに算数・数学力と読解力をバランスよく身につけてほしいから」です。
大学受験はもちろんのこと、社会人になってからのことも見据えたときに大切だと考えました。
1日10分程度で、算数と読解力を実力に合わせて効率的に学習できるRISU算数は、わが家が求める内容に合っていたのです。
あと1ヶ月で小学校入学の長男がRISU算数をやってみた!
保育園の卒園を控えた3月上旬に長男がRISU算数をはじめました。
申し込み~本受講まで、レポしていきます!
申し込みから教材の到着まで
公式HPから1週間のお試しキャンペーンに申し込みを行い、教材の発送を待ちます。
発送はとても早く、申し込みから一日かかりませんでした。
申し込みから3日後に手元に届いた教材。タブレット、ペン、充電アダプタ&コード、説明書が入っていました。
実力テストは最重要&要注意!
タブレットは既に充電されていて、すぐに開始できます。
しかし、ここで注意が必要なのはまず表示される「実力テスト」があること!
これにより配信される問題が決まるのですが、一度しか取り組めない要注意テストなのです。
タブレット操作や問題に慣れる前に受ける必要があるテスト。
「本来正解できる実力があるのに、タブレットの操作ミスで間違えてしまう」可能性があるということです。
例えば…解答を入力していなくても、解答ボタンを押すことができちゃいます。
ぜひ親がついてみてあげてください!
実力テストで正解し、「すでにできている」と判定された単元には料金がかかりません。お子さんのモチベーションを維持することはもちろん、料金を抑えるためにも、タブレットの入力は親が手伝うことをおすすめします。
一方で解答を導くこと自体はお子さん自身がしないと意味がありませんよね。
実力テストを実際に受けるときは、【まず解答をお子さんが考える→タブレットへの解答入力は親が行う】ことが良いかと思います。
長男の実力テストも、同じように入力は親が行いました。
じっくり取り組んだので疲れた様子の長男。
終了時には「お腹すいたー!」とやりきった感があふれていました!
お試し期間は1週間
長男はアクティブタイプで、机に向かってじっくりと字を書いたり学習することは避ける傾向があります。
そのため、なるべく「勉強」という言葉を使わず、ゲーム感覚で取り組めるように声掛けをしました。
保育園から帰ってきて疲れているときではなく、朝のうちに5~10分程度取り組みます。
一人だとやりたがらないので、父親が一緒につくスタイルにしました。
「えーテレビ観たいよー」と言いつつ、数日後には、
「ちょっとお父さんとRISUやってくるわ」とタブレットを抱えて父親の元へ。
お試し期間が終わるころ、長男と夫で話し合いをして本受講へ進むことを決めました。
お父さんを独占してじっくり2人きりで過ごせるのも嬉しかったみたい
いよいよ本受講へ
本受講、といっても特別な手続きは必要ありません。
そのまま教材を使い続けるだけ。
お試し期間同様、朝の10分程度のRISUタイムが続いています。
1度クリアしたステージは、自ら選んで復習することもできます。
新しい内容でちょっと疲れたときには、余裕を持って解きやすい内容に戻ろう、と長男自身で選んでいることも。
そういえば、RISUを始めてから文字を読むスピードがUPしています。
「あれ?読むのがはやくなったね!」と声をかけると「えへへ」と嬉しそうな長男。
本人なりに達成感を得て、小学校への自信と期待に繋がっているといいな。
RISU算数には休会制度があり、毎月500円の料金で休止することができます。
この間、ステージを進めることはできませんが、復習には利用できます。
RISU(リス)算数をぜひおすすめしたい家庭は?
RISU算数を特におすすめしたいのは、次のようなご家庭です。
- お子さんに算数の力をつけさせてあげたいご家庭
- 計算問題だけでなく、文章題も取り組むことで読解力も身につけさせてあげたいご家庭
- スモールステップで明確な達成感を得られる算数教材を探しているご家庭
お子さんに算数の力をつけさせてあげたいご家庭
一度「わからない」が出てしまうと、その先の習得が困難になる算数。
お子さんが自信を持って「わかった!」を積み重ねてほしいときに、RISU算数のような算数特化型教材を活用すると心強いでしょう。
確実な算数力をつけさせてあげたいご家庭にぴったりだと思います。
計算問題だけでなく、文章題も取り組むことで読解力を身につけさせてあげたいご家庭
シンプルな計算問題では終わらないRISU算数。
文章問題も豊富に含まれているので、「文章を読み、内容を理解して、計算問題に落とし込んでいく」という論理的な読解力をトレーニングすることができます。
将来、お子さんが中学/高校/大学受験を希望したときにも活きてくる力となるでしょう。
スモールステップで明確な達成感を得られる算数教材を探しているご家庭
RISU算数は単元が細かく分かれていて、その中でも細やかな段階付けが行われています。
正解すると「100点」がもらえたり、「がんばりポイント」がもらえたり、「かぎ」を手に入れてスペシャル問題にチャレンジすることができたりします。
できた!をその都度認めてもらえる仕組みが見事です。
スモールステップで達成感を得ることは、お子さん自身の自尊心や向上心といった「非認知能力」にも直結します。
学習そのものを楽しめる心の基盤に繋がることが期待できますね。
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デメリットはある?気になる点を検証!
たくさんのプラス面を紹介してきたRISU算数ですが、デメリットはあるのでしょうか?
実際に受講している中で感じた、いくつかの点を紹介します。
- 料金体系が複雑
- 「勉強」っぽさを感じるかも
- 付属ペンの反応にムラがある
- 文字が読みにくい印象を受ける
- 実力テストが実際の力を反映できない可能性
料金体系が複雑
料金が二段階構成になっていて利用した教材の量によって変動するシステムのため、他の通信教育と比較すると料金体系は複雑と言えます。
必要以上に支払わなくて良いという利点と、思わぬ高額になっていた!という想定外の両側面があるため、事前に料金の動きを十分に確認し、理解することが大切です。
「勉強」っぽさを感じるかも
算数である以上やむをえないことではありますが、やはり「勉強」要素はぬぐいきれません。
計算問題や文章問題に「うわわ…!」と反応してしまうタイプのお子さんの場合、「1日1問だけにする」「大人がそばでアシストする」といった工夫が必要になるでしょう。
もし、お勉強要素よりも遊び要素の中で理数系の力を伸ばしたい場合には、『ワンダーボックス』がおすすめです!
付属ペンの反応にムラがある
専属タブレットに専属ペンがついてきていて、自分で用意しなくてもOKなのは良いところ。
しかし、普段からiPadなど慣れている他のタブレットがある場合、付属ペンの反応の鈍さが気になるかもしれません。
長男も苦戦しています…
もし、手持ちのタブレットで教材が使えたらすごく嬉しいなぁ~というのが正直なところです。
文字が読みにくい印象を受ける
基本的にはシンプルな画面のつくりなのですが、回答する数字を選ぶボタンや、文章題の文字など、「直感的に判別しにくいな」と感じることがあります。
頭の中でピタッと答えを導き出すことができても、タップする場所に迷いが生まれてしまう懸念があるように思われました。
実力テストが実際の力を反映できない可能性
とっても大事なテストですが、うっかりミスしてしまってもやり直しはできません。
操作に慣れるための入力練習ができるようになるとありがたいなぁと感じています。
RISU(リス)算数で着実な算数力を身につけよう
RISU算数は、年齢や学年にとらわれず一人一人に合わせた問題が配信され、取りこぼし無く着実に算数の力を身につけられる内容になっています。
更には文章題による読解力も身につけられる。
単純な「計算力」に留まらない実力を得ることで、長期的に学力を育てることが可能だと考えられます。
楽しくスモールステップで力をつけていきたいご家庭に、心からおすすめできる教材です。
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1週間のお試しもできます!
わが家もここからスタートでした。