赤ちゃんのはじめてのお誕生日となる1歳を迎える日。
どんなお祝いをしようかな、プレゼントは何がいいかな?
考えるだけでもワクワクしますよね。
せっかくプレゼントするなら、赤ちゃん自身がめいっぱい楽しめて、発育にもプラスとなり、できれば長く使いたい…
そんな魅力的なプレゼントがあるのでしょうか?
ありますよ~
今回は、プレゼントの中でも「おもちゃ」に絞り、1歳の誕生日頃におすすめのものを紹介します。同時に、選ぶときのポイントや収納のお悩みについてもまとめました。
紹介するおもちゃはどれも、運営者「とのこ」の家庭でも大活躍しているものばかり!三兄妹が夢中で遊んできたものです。
楽しく遊びながら、知育やからだとこころの成長も期待できます!ぜひ参考にしてみてくださいね。
運営者は作業療法士として発達に関わる仕事をしています♪
1歳頃のおもちゃを選ぶときのポイント
だんだんと周りへの興味が増え、赤ちゃん自身がハイハイなどで探索することも増えてくる1歳時期。
おもちゃを選ぶときのポイントを紹介します。
誤飲しないパーツの大きさかどうか
赤ちゃんの遊びで注意しなければならないひとつが「誤飲事故」。
周りの世界に興味津々で、たくさんの探検をもとに成長していくこの時期は、特に注意が必要ですね。
また、赤ちゃんの運動発達に着目すると、生後5ヶ月頃から自分の手で持ったものを口に運べるようになります。
5ヶ月~乳児は玩具を目で探索し、口遊びをするために、それを口に運ぶことができる。
一部引用:写真でみる乳児の運動発達―生後10日から12ヶ月まで―
Lois Bly著,木本孝子・中村勇共訳 1998,協同医書出版社
3歳児の口の大きさは直径約4センチ程度。
これより小さいものは誤飲のリスクがあると周りの大人が認識することが大切です。
もし購入するおもちゃのパーツに小さいものが含まれる場合は、ある程度年齢が大きくなるまでそれを除いておく等の対応をしましょう。
複数の遊びかたができるか
目覚しい成長を遂げる1歳のお誕生日頃。赤ちゃん自身が手を使った「ものの操作」によって、「こんなことができたよ!」を積み重ねることがとっても大切な時期でもあります。
そのため、ひとつのおもちゃでもいくつか遊びのパターンがあると、赤ちゃん自身がどんどん遊びを広げていくことができます。
楽しみながらこころやからだをたっぷり育むことができるのです。
シンプルな操作で結果を実感できるものか
「やってみた」→「できた!」という”因果関係のある遊び”は、赤ちゃんの成長に大きなプラスとなります。
- 自分のアクションで”何か”が起きてる!という発見
- できたよ!という喜び
- またできるかな?という期待
- やってみよう!という挑戦
赤ちゃん時期からこのような経験を繰り返せるおもちゃはぜひとも活用していきたいところ。
具体的な例を挙げると…
「押す」「入れる」「引っ張る」「触る」といったシンプルな操作によって、
「動く」「開く」「落ちる」「音が鳴る」といった明確な結果が見える。
というようなおもちゃです。
1歳のお誕生日頃のおもちゃおすすめ5選
それでは、1歳のお誕生日プレゼントとしておすすめなおもちゃを5つ紹介します!
年齢が上がっても使えるものが多いですよ♪
くもん出版│ジャラットプレート
直径5センチのプレートを穴に入れるおもちゃです。
入れた後は横にあるレバーを押すとジャラジャラ!と下から出てきます。
わが家では第2子の1歳の誕生日プレゼントとして購入しました。
- パーツが大きく(5センチ)誤飲のリスクが低い
- 穴に入れる→落ちるというシンプルな操作で結果が見える
- レバーを押す→出てくるというシンプルな操作で結果が見える
- 穴の向きが様々なので手の動きの練習になる
- はっきりとした色合い
第2子は数日でマスターして夢中に。第3子は生後11ヶ月頃から触らせてみたのですが、1歳のお誕生日の頃には上手にできるようになっていました。
できたときにはパチパチと拍手してニコニコ笑顔。「できたよ!」を知らせてくれて嬉しそう!
年齢が上がってきたら、プレートをおままごとの食材に見立てたり、数を数える遊びにしたり、色当て遊びをしたり、という展開が広げられます。
ボーネルンド│マグ・フォーマー
シンプルな形の磁石パーツで、組み合わせて遊べる大人気おもちゃです!
本家はボーネルンドですが、類似品も多く販売されています。
しかし、類似品は粗悪品が多く安全面でもリスクが高いので決しておすすめできません。
破損により強力磁石を誤飲してしまい、お子さんの胃や腸に穴が開く事故も発生しています。
本家の商品でもプラスチックの劣化が無いか定期的に確認しましょう。
参考リンク:独立行政法人国民生活センター「マグネットパズルの破損に注意」
似たようなおもちゃに「ピタゴラス」もありますね。
わが家ではマグフォーマーを組み合わせる遊びだけではなく、次に紹介する壁面ホワイトボードと合わせて活躍しています。
1歳の頃は周りの人がつなげたパーツをつかんで取ってみたり、ホワイトボードにベタっと貼り付けたり…
年齢が上がってきた想像力を働かせて複雑な図形を作ったり、それを使ってごっこ遊びをしたり…
遊び方は無限大!
パネルナ│ハッピーキャンパス
壁立型のホワイトボードです!
壁を大きなホワイトボードにしたい!
シートを貼る方法もあるみたいだけど、壁に傷をつけたくない。
そして出来るだけ簡単にセットしたい!
更にはマグネット遊びもしたい!
という欲張りな願望を叶えてくれたのはこれでした。第1子の1歳の誕生日プレゼントとして買っています。
わが家では、マグフォーマーで形を作る土台になったり、ペンでお絵かきをしたり、子どもに何かを説明するときの図解に使ったり、と幅広く活躍中。
第2子、第3子は、0歳の頃からこのエリアにハイハイで向かい、貼ってあるマグフォーマーを剥がす(強力磁石なので重ねて貼っておくと剥がしやすいです)遊びを楽しんでいます。
分厚くてグラグラしないので、安心して遊べます。
壁に立てかけるタイプなので賃貸のご家庭にも良いですよ!
ウッディプッディ│はじめての食育もぐもぐフルーツセット・はじめてのおままごとアイスクリームセット
木製のあたたかみが素晴しいおままごとセットです。
ウッディプッディはこだわりぬいたデザインと高い機能性の木製玩具が特徴です。
わが家では1歳過ぎに基本おままごとセットをプレゼントしてもらい、その素晴しさに感動。以来、誕生日やクリスマスなどに少しずつ買い足しています。
木製なので適度な重さがあり扱いやすいです。軽すぎるプラスチックよりも、手に持っている感覚を赤ちゃん自身が実感しやすいためおすすめです。
また、接着面はマグネットなので汚れがつきにくく、力の弱い赤ちゃんでも「くっついた!」という成功体験を得られやすいです。
1歳になりたての娘も、アイスをコーンにくっつけて「んー!」と私に渡してくれます♪
セガトイズ│アンパンマン かまどでやこう♪ジャムおじさんのやきたてパン工場
「アンパンマンこどもミュージアム」に実際にあるショップがモデルのこちら。本当に売られているパンと同じデザインのかわいらしい小物が魅力的です。
うちの子、あまりに夢中で遊ぶので途中でパンを買い足しました。
ある程度年齢が大きくならないと楽しめないのでは?と思うかもしれませんが、実は1歳頃から楽しめます。
パンを掴む→かまどに入れるというシンプルな操作で結果が見え、しかもかまどに入れると効果音が鳴ったり、歌が流れたりして聴覚的な変化も楽しめるのです!
1歳の娘も掴まり立ちをマスターしたころからこの遊びを覚え、音楽を鳴らしては身体を揺らして踊っています♪
パンが焼かれすぎてかまどがパンク中…
パンの大きさは4センチ以上のものがほとんど。誤飲のリスクも低いです。
おもちゃの収納のお悩みへのアイデア
今回は1歳の誕生日の頃におすすめなおもちゃを紹介してきましたが、月齢や年齢に合わせておもちゃを用意しようと思うと、どんどん増えて収納に困りますよね…。
あっという間に使わなくなるものもあったりして…。
そのようなお悩みを解消する方法として、「おもちゃのサブスクリプションサービス」があります!
一定の期間でおもちゃを他のものと変えられるので、お子さん自身が常に新しい刺激を得ながら楽しむことができますよ♪
知育のプロが選んでくれるサービスもあり、より質の高いおもちゃを幅広く使わせてあげたい!というご家庭にはぴったりです。
▼▼いくつかご紹介します!▼▼
1歳のお誕生日におすすめのおもちゃまとめ
さて、今回は1歳頃の赤ちゃんの発達に合わせて、おすすめするおもちゃを紹介してきました。
メーカー推奨年齢は1歳半~のものが多いのですが、誤飲しにくいサイズ感であることや、遊びかたの質が1歳時期にちょうどよいことから、あえて記事に載せることにしています。
1歳のお誕生日頃にプレゼントなどで準備してあげて、まずは大人がそばで楽しそうに遊んでいるところを見せてあげる…こんなスタートも素敵です。
大好きなママやパパ、周りの大人がニコニコ遊んでいる様子を赤ちゃんが見て、「何してるんだろう?」「ぼく/わたしも触ってみようかな」と興味を持ちチャレンジするきっかけとなるためです。
ぜひ、赤ちゃんにぴったりなおもちゃのプレゼントで、わくわくな毎日を広げてあげましょう♪
▼1歳頃だと、ジャングルジムも発達に良いですよ▼