ジャングルジムといえば、よじ登ったり、降りたり、くぐったり、ぶら下がったり…そのままでも十分楽しいですよね。
それを家にある道具をプラスアルファして、より楽しめる工夫をするのはいかがでしょうか?
新鮮な遊びでお子さんの刺激になり、運動機能やコミュニケーション機能の成長も促せます。
主に3歳頃~おすすめな活用法とその理由をまとめました。(赤ちゃん編はこちら)
運営者イチオシ遊具のジャングルジム。最大限に活用していきましょう!
この記事を読むと…
・ジャングルジムをイマイチ活用できてない
・運動神経が良くなるような遊び方ってあるの?
といったお悩みを解決できます。
※「運動神経」という正確な用語はありませんが便宜上使わせていただいています。
どうしてジャングルジムがおすすめなのか、まとめた記事も投稿予定です。その際は合わせて見てくださると嬉しいです!
ジャングルジムの基本的な遊びかた
室内用にたくさんの種類が売られているジャングルジム。
このように遊ぶことが多いのではないでしょうか?
- よじ登る、降りる
- またいで入る、またいで出る
- くぐる、中をハイハイなどで進む
十分、空間認知能力や腕/脚/体幹などの運動機能は伸びる方法です。
せっかくなら更に活用しちゃいましょう!
家庭にある道具を使った遊びかたの工夫5選
スタートとゴールを決める
ジャングルジムを迷路のように見立て、「スタート地点」と「ゴール地点」を設定します。ジャングルジムの外に降り立たずに、スタートからゴールまで進んでいきましょう。
中を通るのみではなく、外側から(床に足をつけずに)回っていく方法もありますね
空間認知の力、頭の中で運動を組み立てる力、自分の身体の大きさを把握し滑らかに動かす力がメキメキついていきます。
これらの力はいわゆる「運動神経」のよさに直結します!
同じスタートとゴールでも複数のルートが考えられるので、柔軟な思考力も育ちますね。
洗濯バサミで小さなオモチャを吊るす
ヒモや、段ボールや雑誌をまとめるときに活躍するPEテープ/PPテープ(スズランテープという地域もあるそうです)と洗濯バサミを使います。
洗濯バサミにヒモをつけて、小さなオモチャやぬいぐるみを吊るします。それを取りにレッツゴー!
洗濯バサミの開閉は指先の力をつけることに繋がります
取りに行くためにジャングルジムを進むときには、【スタートとゴールを決める】のときにも育まれる力(空間認知の力、頭の中で運動を組み立てる力、自分の身体の大きさを把握し滑らかに動かす力、柔軟な思考力)が必要となるため、それらの能力も伸ばせますね。
お店屋さんごっこ
ジャングルジムの中がお店屋さんです。
お子さんが店員さんになり、お店がOPENします。
おままごとの道具や折り紙/お絵かきなどの作品、積み木など、ご家庭のものを「商品」にしましょう。
「いらっしゃいませ!八百屋さんですよ!」
「にんじんくださいな」
「はい!こちらどうぞ」
「おいくらですか?」
「えーと、20円です!」
「わかりました、100円でお願いします」
「はーい、ありがとうございます」
「あ、おつりくださいな」
「はーい、おつりでーす!ありがとうございました!」
「ありがとうございました」
こんなやりとりをしながらごっこあそびができます。
コミュニケーション力を育みながら、想像することを楽しみ、実際の生活にも繋がるスキルを身につけていきましょう。
ジャングルジムに看板をつけたり、飾りをつけてお店をデコレーションすることもできますね!
宝探し
パッと見ただけでは分かりにくいモノをセロテープで貼ります。
おはじきやビーズのようなものがおすすめ!
それをお子さんが探して発見する遊びです。
覗き込んだり、隅を確認しないと見つけられないような場所にも貼ることがポイント。
これは探索をすることで図地判別(ずちはんべつ)という視覚機能を育てたり、「相手はどんなところに隠したいと思うかな」という思考力を育てたりすることができます。
「お宝は5個あります!」など目安を示したり、
「何個隠すか一緒に決めよう」という相談をしたり、
という工夫もできますね。
釣りあそび
ヒモ+マグネットで作った「釣竿」と「釣るもの」を用意します。
我が家では長男がマグフォーマーと積み木、毛糸で自作していました。
「釣るもの」は必ず魚でなくてもOK。
好きなおもちゃや、ままごとの食材にクリップを貼り付けたもの(ボールチェーンの付いたキーホルダーならそのまま使えてラクちん!)で十分です。
ジャングルジムの下に「釣るもの」を置いたら、お子さんはジャングルジム(これが船となります)に登り、「船」から落ちないように釣りましょう。
バランスの力、自分とモノとの距離感、竿を下ろすときの力加減、どの位置から釣ると良いのかという運動を構成する力…
楽しい遊びの中でたくさんの育ちが得られます。
挑戦を楽しむこと、できた!を周りの人と共有することがとても大切
運動機能を高めることが期待されがちなジャングルジムですが、それ以上の力があるんです。
やってみたいという挑戦や、それによって成功する体験は、昨今よく聞くことが増えた「非認知能力」の育ちに直結するということですね。
特に、できた!は周りの人とその気持ちを共有することで、お子さんの社会性や自尊心の成長に繋がります。
ぜひジャングルジム遊びを通してお子さんと楽しい時間を過ごしてくださいね
運動機能も、コミュニケーション機能も、非認知機能も…
お子さんの成長にいいこと尽くしのジャングルジムを活用していきましょう!
ちなみに我が家は第1子のときに購入したものを使い倒して、第3子が生まれたあとに同じものを買いなおしました。
運営者とのこが本当におすすめするジャングルジムを語っている記事も公開予定です!